用意するもの

  • コーヒー豆:10グラム
  • お湯:160ミリリットル
  • ドリッパー
  • ペーパーフィルター
  • サーバーまたはマグカップ
  • ケトル
  • スケール
  • タイマー

コーヒー豆は、ペーパードリップに合う挽き目にします。迷ったら中挽きを基準にしてください。

基本の淹れ方

コーヒー粉全体へお湯を注いで蒸らしているところ

手順1|お湯を89℃にする

お湯を沸かし、89℃を目安に整えます。初心者の人に一番気をつけてほしいのは、お湯の温度です。注ぎ方が少しくらい思いどおりにならなくても大丈夫ですが、熱すぎるお湯は雑味を感じやすくなります。

手順2|フィルターをセットする

ペーパーフィルターをドリッパーへセットします。少量のお湯でぬらすと、紙のにおいをやわらげ、器具を温められます。サーバーに落ちたお湯は捨ててください。

手順3|豆10グラムを入れる

挽いたコーヒー豆10グラムをフィルターへ入れ、ドリッパーを軽く揺らして表面を平らにします。強く押し固める必要はありません。

手順4|1投目は40ml、1分間蒸らす

タイマーを開始し、粉全体がしっかりぬれるように40ミリリットルのお湯をやさしく注ぎます。そのまま1分間待ちます。

蒸らしは、粉の中に残ったガスを外へ出し、このあとのお湯をなじみやすくする時間です。大きく膨らまなくても、失敗ではありません。

手順5|2投目は60ml、約1分かけて注ぐ

蒸らしが終わったら、中心付近から小さな円を描くように60ミリリットルを注ぎます。約1分かけて、香りや味の中心を引き出すイメージです。

一か所だけへ注ぎ続けず、ペーパーフィルターへ直接かけすぎないよう、粉のある範囲へやさしく注ぎます。

手順6|3投目は60ml、濃さを整える

最後に残りの60ミリリットルを注ぎます。できあがるコーヒーの濃さを整えるイメージで、やさしく注いでください。

手順7|最後まで落とし切る

このレシピでは、3投目を注いだあと、最後まで落とし切ります。抽出が終わったらドリッパーを外し、サーバーを軽く回すか、スプーンでやさしく混ぜます。上と下の濃さがそろい、味が均一になりやすくなります。

味が合わない時の、調整方法は?

細いお湯をゆっくり注いでハンドドリップする様子

一度に複数の項目を変えて淹れ直すと、何が原因でその味になったのか分かりにくくなります。まずは一つずつ変えて、味の変化を楽しんでみてください。

薄いと感じたとき

  • 挽き目を少し細かくする
  • お湯の温度を上げる
  • コーヒーの量を増やす
  • お湯の量を減らす
  • 深煎りの豆を使う
  • 蒸らし時間を長くする

濃いと感じたとき

  • 挽き目を少し粗くする
  • お湯の温度を下げる
  • コーヒーの量を減らす
  • お湯の量を増やす
  • 浅煎りの豆を使う
  • 蒸らし時間を短くする

浅煎りと深煎りは、挽き目で調整する

透明感のある淹れたてのコーヒーと使い終えたドリッパー

かおゆた珈琲では、浅煎りでも深煎りでも、お湯の量や温度、3回に分けて注ぐ流れは基本的に変えず、挽き目などほかの項目で濃度感を調整しています。

  • 浅煎り:少し細かめ
  • 深煎り:少し粗め

中煎りから中深煎りは、その中間を目安にしてください。淹れ方を毎回大きく変えず、挽き目だけを調整すると、豆による味の違いも感じやすくなります。

店主のひとこと