挽き目とは、粉の細かさ
コーヒー粉の重さをそろえたら、次は粉の細かさを調整します。
コーヒー粉とお湯の量が同じでも、挽き目を変えると、抽出されるコーヒー成分の量やバランスが変わります。ミルの挽き目を一目盛りずつ調整して、自分にとって丁度良いと感じる飲みごたえを見つけてください。
細かい粉と粗い粉で何が変わる?

挽き目を細かくすると、コーヒー粉がお湯に触れる面積が増えるので、同じ条件でもコーヒー成分が多く抽出されやすくなります。口当たりがしっかりして、香りや味に複雑さを感じることもあります。ただ、細かすぎるとお湯の落ちる速さが遅くなり、苦味や渋みが強く出ることもあります。
挽き目を粗くすると、同じ条件でも抽出されるコーヒー成分が少なくなりやすく、軽やかであっさりとした風味になります。粗すぎると香りや甘さが十分に出ず、物足りなくなります。挽き目の調整は、濃度感と抽出成分の風味バランスも変えるので、少しずつ慎重に、自分にとって丁度良いところを見つけることが大切です。
一目盛りずつ動かして飲み比べる

まずは今の挽き目で一杯淹れ、コーヒー粉10g、お湯160mlと、使った湯温や注ぎ方を記録します。次に淹れるときは、挽き目を一目盛りだけ細かくするか、粗くします。そのとき、ほかの項目は変えずに淹れます。
もう少ししっかりした風味にしたいときは、挽き目を少し細かくします。重たく感じるときは、少し粗くします。その豆を自分の淹れ方で試飲して、丁度良いと思える風味が見つかればゴールです。ミルによって、一目盛りで変わる細かさは違います。同じ挽き目の数字でも、ミルが違えば味に違いが出ますので注意してください。
手挽きミルと電動ミル

コーヒーミルには、大きく分けて手挽きと電動があります。手挽きは、自分の手で豆を挽くので、まさにコーヒーを淹れている実感があります。ただ、長くコーヒーを続けるなら、手間が少なく、毎回同じ条件で挽きやすい電動ミルがおすすめです。
信頼できるミルを選ぶ理由
挽き目によってコーヒーの風味は大きく変わるので、妥協せず良いミルを買うのも有りです。コーヒーを追求すると、調整できる項目が増えて、何を変えれば良いのかと一度は迷う人も多いものです。色々と時間をかけて試した結果、ミルで挽いた粉のばらつきが原因だったと気づくこともあります。
最初から信頼できるミルを使っていれば、粉のばらつきで悩むことを一つ減らせます。そうすると、おいしく淹れられないときに、湯温やコーヒー粉の量、注ぎ方など、ほかの項目を見直しやすくなります。ただ、メーカーや機種によって挽き目にはクセがあり、それぞれに良さがあります。使い方や見た目も含めて、自分がこれが良いなと思うミルを使ってください。
この記事のまとめ
まとめ|挽き目を調節する
挽き目を細かくすると味が出やすくなり、粗くするとあっさりとした風味になりやすくなります。濃度感だけでなく、風味のバランスも変わるので、一目盛りずつ慎重に調整して、自分好みの挽き目を見つけてください。信頼できるミルを使うと、味が決まらないときの原因も探しやすくなります。
粉の細かさが決まったら、次はその粉を受け止める器具です。次は、サーバーとドリッパーについて見ていきます。

